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蜃気楼出現時における気圧の変化を2000年(平成12年)5月29日(月)午前0時より
5月31日(水)午後12時(72時間)まで追跡したグラフを下に表わした。

2000年(平成12年)5月28日(一時雨)、29日(次の日)西の東シナ海まで進んだ
乾いた高気圧(雲一つない快晴)が日本列島を覆いはじめ気圧も高くなり29日午前
0:00に1005hpaあった気圧が午後12:00には1011hpaまで上がる。30日午前
0:00より午前10:00ごろまでに気圧の変化が無く、その後、(この辺より蜃気楼の
出現有り)昼前には気圧が下がり始まる。もうそこまで雨になる低気圧がやって来て
いる。翌朝31日より雨となる。
蜃気楼出現は5月30日午前9時50分より午後0時30分まで
赤い点線の幅の
部分

気圧の変化の特徴は、下のグラフに表わすように初めは上昇のち停滞、次に下降と
変化する、つまり高気圧が日本列島を西から東へ通過した事になる。その高気圧の
通過することにより蜃気楼を創りだしている事になる。

蜃気楼の出現は高気圧が日本列島に近づく時よりも、東へ離れて行く時が、蜃気楼の
出現の確率が高い。
気圧が高くなり、下がり始まる時に、蜃気楼出現
(5月30日)がある。
 5月28日(日)  5月29日(月) 5月30日(火)  5月31日(水)
 海水温度(℃)    17.4    18.3    18.2    16.3 
 最高気温(℃)    23.5    24.5    28.5    20.5
 最低気温(℃)    18.5    17.3    15.0    16.8
   天  候 曇り一時雨午後
一時晴れ間
  快晴 快晴午後より  雲広がる     
  風 向 き  南西の風強く    南西    北東    北東

使用機器   エンペックス気象計より   フィルドシスコム(気圧計)

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